新大学生の不安解消!現役生が語る「パソコンの選び方」と「大学で役立つパソコンスキル」

長い受験勉強を終え、大学への入学が決まると安心して一息つきたくなる学生が多いかもしれません。しかし、新生活でスタートダッシュを実現するためには入学までの“準備”が大切です。例えば、大学ではパソコンを使ってデータや情報を収集・分析したり発表したりする機会が増えるので、そうしたパソコン関連のスキルを磨いておくのもいいでしょう。

そこでこの記事では、現役大学生たちへのインタビューを通じて、大学生活のどういった場面でパソコンを活用し、どんなスキルが必要になるのか、パソコンはどう選ぶとよいかを“先輩”のリアルな経験からアドバイスしてもらいます。

執筆ライター:毛利真大
編プロでの広告制作、雑誌編集を経てライター/エディターに。ガジェットや家電をはじめ、自動車、ファッション、ビジネス関連など、幅広い分野で活動。86年生まれ、秋田県出身。ユーザー目線での執筆がモットー。

大学入学前からパソコンスキルを高めておくことの重要性

大学では授業やレポート作成などで「Word」や「Excel」、「PowerPoint」といったMicrosoft社のOfficeアプリを日常的に使うことになります。また、オンライン学習ツールやAIなどの新たなデジタルソリューションに触れる機会も高校までより格段に増えるでしょう。その際、最も身近なデジタルツールとなるのがパソコンです。

一方で、大学の授業でパソコンの使い方やタイピングなどを基礎から丁寧に学べるわけではありません。かといって、新生活が始まったばかりの慌ただしい時期にパソコンスキルを磨く余裕はなく……。入学後に慌てないために、合格発表後から入学までの時間を使って基本的なパソコンスキルを身につけておきましょう。

ここからは、大学におけるより具体的なパソコンの活用シーンや大学生のパソコン選びのポイントなどを現役大学生のインタビューとともにお届けします。

大学生活をよりスムーズにスタートさせるには、パソコンスキルを磨いておくことが大切。

現役大学生に直撃インタビューその1
~入学前に、Officeアプリの使い方を学んでおけばよかったと、少し後悔しています~

大学4年生・Sさん
教育人間科学部 学校教育学科 中高英語コース

総合型選抜入試でいち早く大学入学を決めたSさん。大学生活への期待と不安が入り混じり、ワクワク、ドキドキしながら入学までの時間を過ごしたそうですが、「今思うと、もっと準備しておけばよかったな」と感じることがあるようです。

Sさん

大学に入学した途端にWordやPowerPoint、Excelを頻繁に使うようになりました。レポート作成はもちろん、模擬授業の学習指導案や資料を用意するのもすべてOfficeアプリですし。でも、Officeアプリの操作から教わるわけではないので、使い方がよくわからなくて。僕の学科ではExcelの使用頻度が高くて、「え、どうやるの?」と、始めは訳も分からずパソコンに向かっていましたね。そう考えると、大学入学までの準備期間にもっとOfficeアプリの使い方を学んでおけばよかったなと。その点は少し後悔しています。

大学入学までの期間に、「もっとOfficeアプリの使い方を学んでおけばよかったなと、少し後悔しています」とSさんは言います。

Sさん

パソコン選びに関していまアドバイスするとすれば、授業やそれ以外のサークル活動などでもパソコンを持ち歩くことが多いので、「軽さ」はとても大切ですね。バッグに入りやすいサイズ感も必須だと思います。

上の写真のパソコンは「FMV UH-X」。今回のインタビュー時に試してもらったところ、あまりの軽さに「中身の入っていない模型かと思いました 笑」と笑顔で感想を語ってくれました。

<ワンポイントアドバイス>

毎日持ち歩くことを考えて、軽量でコンパクトなパソコンを選ぶことが大切です。ただし、スペックも確認しましょう。Officeアプリに加え、ブラウザやメール、写真・動画など、複数のアプリを同時に立ち上げてマルチタスクを行う場面も多いので、CPUやメモリなどのスペックによってはフリーズしてしまうこともあります。ハイスペックなパソコンなら、フリーズしたり動作が緩慢になったりすることなく、効率的に作業できます。

現役大学生に直撃インタビューその2
~編集・デザインスキルを磨いておくと役立ちますよ!~

大学4年生・Mさん
教育人間科学部 学校教育学科 小学校コース

一般入試で大学入学を決めたMさん。高校生活ではパソコンに触れる機会が少なく、パソコンの使い方、とりわけ、模擬授業で使用する教材の編集・デザインスキルを磨いておけばよかったと感じているそうです。

Mさん

教育学部なので児童の興味を引くための導入教材を作ることも多いのですが、その際に、編集・デザインスキルがもっと高かったら……と思うことが多々ありました。イラストを使ったり、デザインで児童の興味・関心を刺激したり。その方法がわからなくて、一つひとつ調べたり、AI系のアプリを使ったりしながら、大学入学後に少しずつ覚えていきました。あと、大学の授業ではないのですが、個人的に動画の簡単な編集も勉強していて。流行りの音楽に映像を乗せ、友だちとの思い出をショートムービーにして楽しんでいます。

タイピングスキルに自信がないので、今、タイピング練習に取り組んでいるところです。大学入学前に取り組んでおいて損はないですよ!(Mさん)。

Mさん

パソコン選びで重視したのは、「軽さ」ですね。毎日通学で持ち歩くので、軽さ、薄さ、持ち運びやすさは必須かなと。もちろん、人の目に触れるものなのでデザインも大切。シンプルでそれでいてカラーに遊び心があったり、ロゴがかわいかったりすると、女子は惹かれると思います。

上の写真のパソコンは、今回のインタビューで試してもらった「FMV UH90」。片手でも楽々持てる軽さと、シンプルなワンポイントロゴが気に入ったそうです。

<ワンポイントアドバイス>

パソコンを持ち歩く機会の多い大学生にとって、持ち運びやすさに直結する軽さ・薄さは最重要チェックポイント。自宅外での使用機会が増えるので、バッテリ駆動時間やモバイルバッテリーによる急速充電に対応しているかどうかも確認しておきましょう。動画編集に興味がある場合は動画編集ソフトがプリインストールされているモデルを選ぶと手軽に始められます。

現役大学生に直撃インタビューその3
~SNSの投稿動画を見てスキルを磨きました~

大学4年生・Kさん
教育人間科学部 学校教育学科 中高理科コース

Mさんと同様、一般入試で大学入学を決めたKさん。大学入学までの期間に、SNSの投稿動画を見ながらOfficeアプリの活用術を学んでいたことが、授業や課題発表などで活かされたそうです。

Kさん

SNSにはOfficeアプリの「裏技」を紹介している動画がたくさん投稿されていて、それらを見て覚えたスキルを活かして、インパクトのある資料を作ったり、ユニークな課題発表を行なったりすることができました。Excelのコマンドも早くから学んでいたので、実験のデータをまとめるときなどもスムーズに作業できて、「ああ、スキルを身につけておいてよかったな」と。

KさんがOfficeアプリ習得のための教材にしたのは、SNSの投稿動画。動画を見ながら楽しくスキルを磨いたそうです。

Kさん

大学入学前のパソコン選びで重視したのは、CPU、メモリ、ストレージの3点です。日々のレポート作成をスムーズにこなせるスペックは必須ですし、最低でも4年間使うことを考えて、できるだけハイスペックなモデルを選びました。入学前に選んだパソコンに大きな不満はありませんが、強いて言えば、USB Type-Cポートを2つ備えているモデルを羨ましく思うことはあります。僕のパソコンには1ポートしかなくて、USB Type-Cポートでスマートフォンの充電をしていると、他の機器を接続できなくてちょっと不便なときがあるんです。

USB Type-Cポートはもちろん、課題発表の際にはHDMIポートを使用することも多いそうです。上の写真は今回試してもらった「FMV MH55/J3」。USB Type-Cのポート2つを含む端子類が右側面にスッキリまとめられています。
FMV MH55/J3のインターフェース。端子類が右側面(写真上)にまとまり、左側面(写真下)がスッキリしているので持ち運ぶ際にも美しく見えます。

<ワンポイントアドバイス>

インターフェースにある端子の種類や数など、購入時には気付かなかったけれど使ってみてから便利に思ったり、逆に不便だと感じたりすることもありますよね。自分がいつどこで使うのか具体的にイメージしながら、実際に触れてどんなパソコンが自分に合っているのか考えてみるのがおすすめです。
例えば、キーボード。大学では長文レポートが課題として出ることも少なくないので、ストレスなくタイピングできるどうかは作業の快適さに大きく関わってきます。また、大学ではオンラインの授業もあるので、インカメラの解像度、マイクの性能、ビデオ通話まわりのソフトウェアの使いやすさなどもチェックしましょう。用途に合ったディスプレイサイズを選択するのもポイントです。

ハイスペックなFMVでパソコンスキルを高め、充実した大学生活を

ここまで三者三様の視点でのパソコンを選びのポイントや、どのようにパソコンスキルを学んできたかを話してくれました。FMVなら、パソコンに高い負荷がかかる動画編集やデザインに対応できる十分な処理能力など、さまざまなニーズに応える最新スペックを備え、長く安心して使うことができます。加えて、レポート作成が快適に行えるタイピングしやすいキーボードや、周囲のノイズを除く「AIノイズキャンセリング」、オンライン授業の画面をかんたんに保存できる「Quick Capture」など、オンラインによる授業や自己学習に最適な機能も備えています。

大学入学までの期間に行うべきパソコンスキルの向上、そして、それにともなうパソコン選び。入学後に後悔しない、間違いのない1台を探しているのなら、ぜひFMVをチェックしてみてください。

撮影協力:帝京科学大学