大学生の文系・理系で異なるパソコンの選び方
絶対にこだわりたい重要ポイントはここ!

大学生の文系・理系で異なるパソコンの選び方絶対にこだわりたい重要ポイントはここ!

パソコンは現代のキャンパスライフに必須のツール。授業の課題やレポートの作成はもちろんのこと、最近では当たり前に導入されているオンライン授業や、3年生以降では就職活動時のエントリーシート作成など活用シーンはさまざま。
実はパソコンは選び方によって、使いやすさもできることも大きく変わります。どれくらい変わるのかというと、それは学生生活の快適さを1ランクも2ランクもアップさせてしまうほど!
ここでは文系・理系、それぞれの学部的な特徴を踏まえながら、それぞれの大学生におすすめのパソコンをピックアップして紹介します。春から大学生になる皆さん、この記事を読めば選ぶべきパソコンが見えてくるはず!

執筆ライター:海岡 史郎
テック系メディアを中心に数多くの取材記事を寄稿。専門領域はデジタルを含む、BtoC、BtoBの新技術。ITスタートアップ企業の新技術に関する取材や、パソコン、スマートフォンの新製品に関するインタビュー取材を重ねている。プライベートでもパソコン好きで、複数台所有し、作業に応じて使い分けている。

文系学部ならパソコンの軽量性に着目すべき!

まずは、文系の学部生に適したノートパソコンを考えてみましょう。文系学部の大学生はとにかく持ち歩く書籍が多くなりがち。教科書や専門書はもちろん、レジュメやノートを使い分けたり長めのレポートを書いたりする機会も多いですから、バッグの中にはいつも複数の書籍や紙の束が入っている状態になるでしょう。
そうなると、毎日持ち運びするパソコンはなるべく軽いものを選びたいですよね。ここでパソコンの軽量性に注目してみましょう。例えば、軽量な設計が魅力的なFMVの13.3型ワイドノートパソコン「CHシリーズ」の重さは約998g。一般的な13.0型のノートパソコンの重さはだいたい1.5kg前後ですから、平均的な同じサイズのノートパソコンを持ち運ぶよりペットボトル1本分も荷物が軽くなることになります。

毎日使うからこそ軽さはこだわりたい重要ポイント
毎日使うからこそ軽さはこだわりたい重要ポイント

重い書籍を持ち歩く機会が多い学部の学生はもちろん、荷物が軽いのは誰にとっても嬉しいことですよね。新しいパソコンを買うときは、スペックやデザインだけでなく軽さにも気をつけてみると良いでしょう。

外出先で使うことが多いならバッテリ容量にも注目!

バッテリ切れの心配やストレスからの解放は貴重
バッテリ切れの心配やストレスからの解放は貴重

最近のノートパソコンはバッテリが取り外せない構造になっているものも多いので、バッテリがもつ時間の長さもパソコンを選ぶときの重要なポイント。画面サイズや画面の明るさ、パソコンの性能によってバッテリのもち時間は変わりますが、パソコンを持って教室や研究室を移動することの多い学部の人には強く意識してほしいポイントです。
バッテリ駆動時間の長さは選ぶノートパソコンによって大きく変わりますから、文系学部に限らず、外出先で作業をする機会が多く電源に接続できない状態で作業をする機会がありそうな方はしっかりとチェックしておきましょう。

軽量性・バッテリともに「ちょうどいい」モデルが必ず見つかるFMV

文系学部の大学生に向けて注目すべきポイントを2つ紹介しました。ひとつは軽量性、もう一つはバッテリ駆動時間。FMVにはそれぞれ魅力的な特徴を持ったモデルが数多くラインアップされているので、必ずあなたにフィットするノートパソコンが見つかるはず。しかもMicrosoft Officeが最初からインストールされている点も見逃せません。学部によらずMicrosoft Officeを使う機会はとても多いですし、契約を自分でしたり、プランや価格について考える手間も省けます。

軽量性・バッテリともに「ちょうどいい」モデルが必ず見つかるFMV

ここまでを踏まえて軽さを求める人におすすめしたいモデルが、13.3型ノートパソコン「CHシリーズ」です。レポート作成を中心とした使い方にフィットするサイズ感で約998gという軽さ、そしてすっきりとしてさまざまなシーンに馴染むデザインが魅力です。

約998gなので抱えながら歩くのもラクラク!
約998gなので抱えながら歩くのもラクラク!

バッテリ駆動時間にこだわりたいなら大画面の14.0型ワイドノートパソコン「MHシリーズ」もおすすめ。

軽量性・バッテリともに「ちょうどいい」モデルが必ず見つかるFMV

「MHシリーズ」のバッテリ駆動時間は、大画面でありながら動画再生時に約10.5時間(※1)。1日中使ってもバッテリ切れを心配する必要はありません。好きな場所へ持ち運んで使えるというノートパソコンのメリットを最大限に発揮してくれます。
※1:一般社団法人電子情報技術産業協会のJEITAバッテリ動作時間測定法によるJEITA 3.0・アイドル時約18.1時間

好きな場所で、好きなだけ使える
好きな場所で、好きなだけ使える

軽さを求めるか、バッテリ駆動時間を求めるか。これから通う大学での過ごし方を思い浮かべながらどのスペックを優先して選びたいかを考えてみてください。

理系学部に通うならメモリの容量に注目しよう!

続いては理系学部に通う人が注目したいポイントを紹介していきます。理系学部に共通しているのは、ノートパソコンで、CAD(※2)やシミュレーター(※3)など専門的なソフトウェアを立ち上げながら、オンライン会議用ソフトなどを併用する機会が想定されるという点です。
※2:Computer Aided Design〔コンピュータ支援設計〕の略語。パソコンで設計作業を行う際の支援ツール。
※3:仮想的なモデルを用いて、模擬的に実験するためのツール。

オンライン会議用ソフト等は多くのメモリ容量を必要とします
オンライン会議用ソフト等は多くのメモリ容量を必要とします

複数のソフトウェアを立ち上げる必要があるということは、メモリの消費量が多くなることを意味します。大容量のメモリを搭載していれば、余裕を持って重いソフトウェアを立ち上げられるのです。
たくさんのパーツや工具が保管されている引き出しと、それらを広げる作業台をイメージしてみてください。引き出しがデータを保存するストレージ、メモリが作業台です。メモリ容量が大きいということは広い作業台が用意されているようなものです。実際メモリ容量が不足していると、突然ソフトウェアがフリーズして一切の操作を受け付けなくなってしまうなんてことも起こり得ます。
近年のスタンダードなノートパソコンは8GBのメモリを搭載していることが多いですが、重めのソフトウェアを動かすにはやや心配な容量です。使うソフトウェアにもよりますが、例えばCADを扱うなら16GB以上のメモリを搭載したパソコンを選びたいところです。

高性能なCPUはハードな研究を力強く支えてくれる!

学部によっては1日中重いソフトウェアを立ち上げながら、合間にレポートも書かなくてはならない…なんてことも考えられますよね。高い性能を求めるなら、メモリ容量と並んで注意深く選びたいのがパソコンの頭脳である「CPU」です。ストレージが引き出しメモリが作業台なら、CPUは「作業をする人」です。CPUの性能の高さはパソコンの処理性能の高さに最も影響します。

一度に多くのソフトを使う作業ではCPUの性能の影響が大きい
一度に多くのソフトを使う作業ではCPUの性能の影響が大きい

ノートパソコンのCPUは、基本的に購入した後に交換することができません。処理性能の高いCPUの定番といえば、インテルのCore i7やAMDのRyzen 7などが挙げられます。さらに上位のCPUとしてCore i9やRyzen 9というモデルも存在しますが価格がかなり高めになります。
もちろん、予算に余裕があれば上のクラスのCPUを搭載したモデルを選ぶ方がより性能は上がります。しかしまずは使用するソフトウェアが学部から指定されているか確認しましょう。大抵のソフトウェアには「システム要件」という項目で必要なスペックをチェックできます。

ハイスペックモデルも豊富に用意されているFMV

メモリ容量とCPUのグレードに触れながら、処理性能に着目したパソコンの選び方を紹介しました。結論としては予算が許す限りメモリ容量は最大のものを、CPUは最上位のものを選んでおけば、処理性能が不足して思わぬ瞬間にパソコンがフリーズしてしまうといったトラブルは防げるでしょう。
おすすめは標準でCore i7と16GBメモリが搭載されているノートパソコン「UHシリーズ」です。

ハイスペックモデルも豊富に用意されているFMV

性能の高さだけでなく縦横比16:10の大画面14.0型ワイド液晶ディスプレイも特長。いくつかのウィンドウを並べながら作業をするのにも最適です。

16:9の13.3型と比較し17%の画面サイズアップ
16:9の13.3型と比較し17%の画面サイズアップ

キーボードでの入力に加えてタッチ操作やペン(※4)で手書きをしたいなら、発色が鮮やかな有機ELディスプレイを搭載した13.3型の2in1タブレット「FMV LOOX」もおすすめ。

ハイスペックモデルも豊富に用意されているFMV

タブレット本体約599g/厚み約7.2mmとコンパクトな設計で、キーボード(※4)は取り外しができます。CPUにはCore i7とCore i5を搭載したモデルがあるので、性能にも申し分ありません。ノートパソコンとタブレット両方の良さを1台で楽しめます。
※4:ペンとキーボードは別売りとなります

驚きの書きやすさ
驚きの書きやすさ

Microsoft Officeが最初からインストールされているだけではなく、同じモデルでも複数のスペックが用意されていて、ニーズに合わせて選べる点もFMVの大きな魅力です。
スペックが上がるほどに価格も上がりますが、最低でも4年間は使うことを考えると、少しだけ予算をアップさせてひとつ上のグレードのモデルを選んでおくという買い方もおすすめです。
軽さ・バッテリ駆動時間はツールとしての使い心地や、フレキシブルにさまざまなシーンで使う際の利便性に大きく影響します。メモリ容量、CPUのグレードは性能に直接影響します。キャンパスライフを快適にするパソコン選びは、自身の学部の使い方に合ったポイントを重視するのがおすすめです。
ここでは文系・理系、それぞれの特性を踏まえたパソコン選びのポイントを解説してきました。ただし、紹介したモデルはFMVのラインアップの中でもごく一部です。さらにハイスペックなパソコンやリーズナブルなパソコン、個性的な特徴を持ったパソコンもFMVなら選べます。
また、富士通クライアントコンピューティングの公式通販サイト「富士通 WEB MART」では、WEB限定モデルやお買い得なパソコンも用意されています。モデル別だけでなく、用途や目的別にパソコンを探すこともできますので、ぜひ一度アクセスして、FMVのラインアップを、見比べてみてください。
「富士通 WEB MART」