重要なデータをネットワーク経由でやり取りしている場合、ネットワーク上のデータから情報の漏えいを招くことがあります。そのため、データを暗号化して送信することが増えてきています。Windows XP ProfessionalやWindows 2000には、データを暗号化するための機能が標準で搭載されています。ここでは暗号化機能の1つとして、「IPSec(Internet Protocol Security)」を紹介します。IPSecは、TCP/IPプロトコルで通信を行っている場合、アプリケーションに依存することなくデータを暗号化することができます。また、セキュリティ対応LANカードを使用すると、通信データの暗号化はカード側で処理されるため、CPUの負担が少なくなります。そのため、他の作業への影響を気にすることなく、暗号化通信を行うことができます。詳しくは、Windowsのヘルプをご覧ください。